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 おにぎりのご飯を少しつまんで、水の入ったコップのなかでかき混ぜてみれば、油が浮いてくることが確認できます。ご飯が製造機械に付着するのを防 ぎ、また保湿や保存のために植物油(ナタネ油やコーン油など)を混ぜているのです。しかし、「ご飯」としか表示されないので、消費者には油が使われている ことはわかりません。
 
 現在、ほとんどのコンビニおにぎりは「保存料・合成着色料不使用」という表示があります。「ならば、安心だね」と思う人もいると思いますが、実は防腐効 果のある別の添加物が使われているのです。

 どのおにぎりにも、「pH調整剤」という表示がありますが、これが保存料の代わりになっています。pH調整剤は、酢酸やクエン酸などの酸がほとん ど。お酢でもわかるように、酢には殺菌効果があります。そのため、保存性を高めることができるのですが、酢のなかには、口や胃の粘膜を刺激するものがあり ます。また、グリシンも保存性を高める働きがあります。グリシンはアミノ酸の一種で、味付けの目的でも使われます。